「バイクについて」の記事一覧
外したアルミ製メーターステー
大きな傷を水ペーパーで取り除いてからバフで磨くことに
水ペーパーは300番→600番→1000番と目を細かくして仕上げます
ここまでになれば後は研磨剤で磨きます
ビスが入る穴もキレイにします
新品のラバーには成型時のバリが残っており紙やすりで修正
取り替えるラバーにはこんな小さな金属製のカラーが入っておらず、外したラバーから抜き取って使用します
完成が近づいてきましたが、最後の難関はトリップ軸の付いたスピードメーター
果たして上手く嵌るのでしょうか…
新しいラバーは当然ゴム質が柔らかく、意外な程すんなりと嵌りました
ステーを固定するボルトもピカールで磨きました
ここで大きな問題発生
いざ、固定させるとなりボルトを締めていったのですが..なめてしまいました
アッパーブラケットの穴は生きており、ねじを切ってある場所に残っている
金属片を掃除すれば大丈夫です
問題はボルト締め代はあるのでなめた部位を3mm程サンダーで削ることに
全長は短くなりましたが削った先をダイヤモンド鑢で仕上げると上手く締めることが出来ました
ボルトには往生しましたが満足なモディファイになりました
年内の作業はこれでお終いにしたいと存じます。
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この個体は1967年モデル
スピード及びタコメーターをカバーするラバー製のパーツはご覧のような経年状態
馬田モータースさんにお願いしたところ、英国から空輸して頂けました
成型部にバリはありますが穴位置もピッタリ
こうしたパーツが入手可能なのは英国車ならではですね
ラジペンを使いワイヤーを外し、ランプソケットも抜いておきます
凝った造りのアルミのメーターステー
この際、手の入らない部位の手入れを行います
1967年に英国でリリースされたままであることが判るかと存じます
アルミ製のメーターステーに載せているだけの筈のゴムラバー
これが何故か強力にくっついており、マイナスドライバーでこじ開ける必要がありました
メーターのボディの錆は筆でタッチアップ
メッキリムはピカールを駆使して磨きます
見違える程、キレイにすることができました
スピードメーターはトリップのツマミが付いており嵌め込むのには苦労しそうな予感。
続く
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356クラブ関西のツーリングに向けて給油を行う356 SC
周知のとおり全国的にSHELLブランドはAPOLLO Stationに変わってしまいました
阪神東大阪線→第二阪奈経由で集合地点へ
隊列を整え、信貴生駒スカイラインを目指します
この日は空気も乾いて眺望景観はとても素晴らしく大阪市全域が見渡せたのです
この後、奈良の友人の駆る911ナローを少しドライブさせて頂きました
良く回るエンジンと軽さが体感できる乗り味に、とても魅力を感じました
この後は皆さんとお別れし、RSタイチに向かいます
青春時代を過ごした阪奈道路を下り、懐かしの場所を走らせていると気分はとてもノスタルジア
今やバイク乗りの聖地となったRSタイチ
もう44年近く前
この場所からは少し離れた外環状線沿いに最初の″タイチ″がオープンした時に「大産大単車倶楽部」部員として
お手伝いしたのが縁で今も交流させて頂いているのです
43年前、オープン間もない旧店舗
当時乗り回してたのがこのCB750 K4
現在の社屋はとても素晴らしい佇まい
この夏に吉村社長がモアナをご利用頂いた折に貰った掲載誌がコチラ
キャッチコピーは「初めてHondaを勝たせたオトコ!!」
我々世代、特に私のようにモトクロスからバイクに夢中になった人にとっては「吉村太一」はヒーローです
上の左の写真、泥だらけのジェットヘルを脱ぐショットはマックイーンも顔負けですよね
大将、これからもお元気で。
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此処の所、出番の空いたT110/改Bonneville の整備とメンテナンスを行いました
メッキやアルミ部分も本来の輝きが無くなっています
エンジン始動前、コレ又古くなったガソリンを抜き替えます
ハイオク補給後はプラグも夏場よりも熱価の低いB6ESに入れ替えです
走行することは出来ませんでしたがエンジンの調子は問題無さそう..
ピカールとワックスを駆使し、入念に磨きます
オイルの状態も申し分無く、走行は次のチャンスまでお預け
T110の定位置に戻します
整備した日を記載し、今回は終了
次のドライブにはどのヘルメットを被るか?
楽しみであり、とても悩ましいですね。
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12月としては暖かな日
久方振りにBSA SPIT FIRE Mark Ⅳ を走らせました
キック前にガソリンタンクを覗くと2L程度の少量の状態
恐らくガソリンは傷んでいるであろうと考え、すべて抜いてから新しいハイオクを入れる事に..
サイドカバーを外した折、小物入れのファスナーを下して中身を点検
ヤマハの工具入れに最低限のプラグレンチを入れておいたのを忘れていました
近くのGSで調達したハイオクを8L充填
冬場と云うこともあり、プラグはいつものB7ESからB6ESに変更します
少し減っていた空気圧も足してやって準備OK
とても調子の良い状態で鳴門マン島へ
マン島を抜けるとR11の海岸沿いを西へ進みます
そして定番のリバプールに到着です
私がこの個体を手に入れたのが26歳の時
(このモデルは1967年なので英国で製造されてから54年が経過)
すでに37年乗り続けていることになります..
窓越しに、定番の定食を頬張りながら愛機を眺めます
少し薄めのコーヒーもこんなシチュエーションだと全く気になりません..
午後の予定もあり、ヘルメットを被ります
海沿いのこの道はとても気持ち良いのです
OHV twin 650cc の鼓動を写真に収めます
何と幸せな時間なのでしょう..
各部を磨いて定位置に..
次は何処へ。
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