「ポルシェについて」の記事一覧

Porsche 911 S/901 高速テストを兼ねて 東へ250Km

高速道でのロングドライブフィールを確かめるべく、この個体の生息地であった東方面へ向かわせました

 

 

 

 

 

3500回転以下は使わないことを意識しての100Km走行速度に注意すると

5速の出番は余り無い速度域となります

主治医曰く、”よくあのSカム(リフトの相当尖ったハイカム)でアイドルしてるな”と言わしめたように

2000~3000回転域を多用すると必ずかぶり気味になります

 

 

 

 

 

 

もっぱら、この個体のボディは”Plexus”で磨いているのですが

フィヨルドグリーン色に相まってフェンダーラインもキレイに映えています

 

 

この後、大阪市内で相棒をピックアップしてさらに東へ..

 

 

 

 

大阪から140Km近く走行し、2年振りに訪れた前生育地

356SCでも2年以上はご無沙汰している筈です

 

 

 

 

 

相変わらず美しく整理整頓されたスペース

ファクトリーと云うよりは凝った作品を仕上げる工房或いはアトリエのような佇まい

 

 

 

 

 

 

今回の目的の一つ、佳境に近づいたスレートグレー 64y SC

進捗の話は聞いておりましたがここまでの仕上がりとは驚きです

 

 

 

新車時から12Vとしてミツワよりリリースされたこの個体

当時の納車時に付いていたであろうBPのタグが泣かせます

 

 

 

ボンネット内も新車時のソレを正確にレストア再現されています

 

 

 

純正ジャッキを見たのも初めてでした..新品なのか?

 

 

 

 

 

純正シートも当時の状態を正確に表現しています

横に入る座面の細い凹みも純正糸で引っ張り再現したのだそうな

 

 

 

 

 

バラされて再メッキが施されたパーツも見事

 

 

 

しかし

これで又、356に魘されることになるのではないのか..

 

 

とても刺激ある一日となったのです。

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RUF CRo/Porsche 964 C2 92y 淡路を巡る その2

この辺りの道路はコンクリート舗装

硬めの足にはあまりよろしく無い感触

 

 

 

 

クルマを並べて写真に収める場所を探します

 

 

 

 

 

切り立った断崖、稜線と海のコントラストが良い雰囲気

 

 

 

 

 

この後は、一気に高速を北上して西側海岸の多賀の浜を目指します

やはりRUF CRo には高速道路が似合います

広い駐車場の向こうには芝生の庭

誰かと静かに海に沈む夕日を愛でるも良し..

 

 

 

 

 

中々の雰囲気ですね

 

 

 

 

 

調査終了

RUF CRo/Porsche 964 C2 92y も調子良かったのです。

 

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RUF CRo/Porsche 964 C2 92y 淡路を巡る

去る平日の午後

友人達との淡路島ツーリングが予定されている事もあり

RUF CRo で下見に向かいました

 

 

 

 

 

先ず、南淡路水仙ラインから走ります

 

 

 

 

 

この辺りは交通量も少なく、美しい海岸線を楽しむことができます

 

 

 

 

 

艶めかしいフェンダーの下部からは

NAフルコンバージョンされたRUF独特のエキゾーストノートが響きます

 

 

 

 

目的地は灘水仙郷

 

時期的には終わりに近く少々残念な景色

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場入り口の少し高台となっている場所に在る展望台

瀬戸の穏やかな風情が楽しめます

 

 

続く

 

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Porsche 944 Turbo S/951 友人宅を訪問

ある日の午前、Porsche 944 Turbo S/951 で地元の友人ガレージを訪ねました

 

 

 

 

そこは立派なBishamon(ビシャモン)の2柱リフトが鎮座していました

 

 

 

 

所謂ガレージとは一味違います

それもその筈、友人の御父上が経営していた整備工場をそのままプライベートガレージにして使っているのです

なんとも羨ましい限り..

 

 

 

 

その彼(友人)は大手企業を定年退職後、地元の自動車短期大学に入学

若者に交じり、整備士免許取得を目指していると云う筋金入りのエンスー

 

 

 

 

 

 

同い年でもあり、話が弾むこと弾むこと..

 

何としても2柱リフトを設置したいと感じた暖かな日となったのです。

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Porsche 911 S/70y 901について..その2

前オーナーが大切にストックされていた新品のダッシュボードに換装

 

 

 

 

 

アルミ製ステップも新品に、シートレールカバーも塗装直しで新車然としています

 

 

 

 

 

敢えて純正ラジオも残しました

 

 

 

 

 

サイドブレーキや灰皿も塗装を施し新車時に近づけます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーペットの状態も新車時のソレです

 

 

 

 

 

今回のレストアで一番驚いたのがこの張り替えた内張

前オーナーがストックしてくれていた純正の生地で張り直したのですが見違えるほどに良くなることに..

勿論アームレストも経年のヤレを塗装仕上げで無くしました

 

 

 

 

このCシリーズ70y仕様には911/02型エンジン空冷フラット6 SOHCで 180Ps/6500rpm  20.3kgm/5200rpm

燃料供給はキャブレターではなくボッシュ製6プランジャーメカニカルインジェクション

 

 

 

 

この”メカニカルインジェクション” 歴史的にはこんな戦闘機で使われていたのだそうな

気圧の大きな変化や重力が逆転(反転)する戦闘機には必須の強制燃料噴射ポンプ

ご存じ、”メッサーシュミットBf109″  第二次世界大戦におけるドイツ空軍の主力戦闘機

主翼が薄く小さく高性能、生産数は30000機を超え、歴史上最も生産された戦闘機なのだそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなメカニカルな構造や歴史的な背景を思い描きながら愛でる至福の時間

果たして上がりのポルシェとなるのか..

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