「バイクについて」の記事一覧

改めて..BSA Rocket Gold Star

凡そ1年近く走らせていないBSA Rocket Gold Star

クリップオンの形状のこともあり、ドライブは少々億劫気味

しかし、オイル下がりを防ぐ為、定期的にはエンジンは始動させています

 

 

この個体、私の元に来て早40年

改めてこのバランス良いデザインには惚れぼれするばかり..

 

 

 

 

ティクラーを長めに押し、ガソリンがタラタラ落ちる位にしてやればキック数回で目覚めます

2本のエキパイから集合させ、1本で吐き出されるエキゾーストノートはしっとりとした低音

Triumph系とは少し異なる音色です

 

 

 

 

 

妖艶なメッキタンク

 

 

 

 

 

SMITHS製クロノメトリックメーター等、どの部位を見ても飽きないデザインとなっています。

 

 

 

 

 

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初秋の鳴門(島田島)スカイライン by YAMAHA XS650-E

TriumphやBSAで走る時には”鳴門マン島”

Porscheなら”鳴門ニュルブルクリンク”と名付けている鳴門(島田島)スカイライン

 

 

 

 

走り込むのは未だ先ですがとても躍動感のあるフィールです

英国バーチカルツインを意識し、継承した650ccの360度クランク

大きな違いはOHCとOHV..カムチェーンorプッシュロッド

同世代の英国バイクには無い5速ミッションの走りは高速域なのか

それともアップダウンの続く峠でしょうか..

 

やはり鬼門はミッションとリアブレーキが逆である事

40年近く右チェンジ左ブレーキに体が慣れてしまい、足の操作が未だ少々ぎこちないのです

 

 

 

 

今回お世話になったショップがコチラ

XS専門店と云っても過言ではない技術と知識があります

又、仕上げの仕様が途中から大きく変わったにも関わらず希望を叶えてくれたのです

 

 

パールイエローゴールド

このカラーも気になるところです。

 

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バーチカルツイン系譜..YAMAHA XS650-E

とても美しいブリリアントレッドに塗り替えられたXS650-E

この個体には50年前の当時には無かったであろう塗料が使われていると思われます

 

一方、1970年前後の当時、同世代のHONDA CB750等のタンクラインは職人が刷毛塗で行っています

従ってオリジナルペイント(ライン)のものは高価で取引されているのです

 

この繊細なライン、当時のYAMAHAのオリジナルはどうだったのでしょうか…

 

 

 

 

オートバイでは唯一と思われるアクセルホルダーと一体化したセルレバー

デコンプと連動している為、所謂セルボタンではなくセルレバーなのです

 

始動時のコツ

セルレバーは決して深く引かず、セルが廻る浅い位置で留めておきます

同時にアクセルはほんの数ミリ開けてやるのが肝要です

 

 

 

 

デコンプは左シリンダー側のみ

後のシリーズでは無くなっています

このデコンプ、Sami-motorcycleによるとあまりお勧めするものではなく

この個体も敢えてワイヤーを緩くセッティングしているそうな

 

 

 

美しい形状のシート

跨る位置は少しラウンドしており足付きも良いのです

 

 

 

 

前オーナーが音質にこだわった最初期型マフラー

弾けるようなExhaust noteを奏でます

 

 

未だ続く..

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国産回帰 ”あの時代へ”…YAMAHA XS650-E その3

現在の秘密基地内のXS650-E

1950年代や1960年代の英国バイクの中でも全く違和感はありません

 

 

 

 

 

XS650の特徴の一つであるCVキャブレター

CVはバタフライ固定ベンチュリー式とVMタイプの良いとこ取り

 

 

手動チョークは使わない方が良いかも..使うとプラグがかぶり気味

 

 

 

 

ミクニがSOLEXよりライセンス生産したCVキャブレター

 

 

 

 

走行動画を撮る為、近場を走らせます

 

 

 

 

 

秋晴れとなった海沿い鳴門公園線を走行します

 

 

さらに続く

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国産回帰 ”あの時代へ”…YAMAHA XS650-E その2

コチラは昨年の暮れ、初めて秘密基地にやって来た時の画像

ぱっと見は初期型XS1である

 

ベースの個体はXS650-E

フロントフォーク+ドラムブレーキはXS1B+タンクカラーは最初期のXS1仕様

デコンプ付きセルレバーは外した状態

恐らく、最初期にすることを前提にこのカラーにしたものの

入手困難なフォークブーツが見つからずⅡ型となるXS1Bとして甘んじたのではないかと推察しました

前オーナーの初期型へのこだわりと苦労が見てとれる外観となっています

 

 

私としてはセル無しの最初期モデルを探していたので申し分の無いレストアベース個体でした

ところが、都内在住のエンスー仲間であるM氏のモデルEを拝見後に方向性が大きく変わることに…

 

 

 

 

その時のショックを受けた画像がコチラ

昭和45年(1970年)当時が一瞬でフラッシュバックしました

このフォルム、カラーが鮮烈に蘇ったのです

 

そして、決め手は排気音

鳥肌ものでした..

 

 

 

 

その時の動画がコチラ

 

 

 

 

 

 

スマートな車体に細いシルエットのぺトロールタンクにはビビットなブリリアントレッド

 

 

 

 

 

M氏は2輪、4輪ともに数多くの名車を乗り継いだ生粋のエンスー

年齢を重ねた今も筑波やSUGO等でクラシックバイクレースに参戦している現役ライダー

その彼をして”こいつはイイネ”と言わしめたXS650-E

 

レストア方向は全く逆になりました

 

さらに続く

 

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