又々 ポルシェに唸らされ・・・ました

梅雨も明けぬ

7月のガレージでの読書(趣味書物)

 

 

 

少し前のクリストフォーラス マガジンを読んで

 

 

やはりポルシェ 流石はPORSCHE

と唸らされたのです

 

 

 

 

 

そのページタイトルがコチラ

 

「タイヤに課せられた使命」

 

normal1

 

normal

 

「新しいタイヤ(2015年):ミシェラン  XAS 165 HR15 は 356 にぴったりのポルシェ承認タイヤ」

とあります

 

つまり、今から50数年前の356用に現在での日常(雨天時や高速使用含め)で耐えうるタイヤを

タイヤメーカー(ミシュラン)と共に新たに開発したと云う事になります

 

 

 

この件についてポルシェジャパンから引用させて頂きますと

 

 

ポルシェの厳しいテストに合格したタイヤにだけ与えられる “N” のマーク。ヒストリック・ポルシェの足元を飾るに相応しいその称号は、ドライビングプレジャーを約束する。

ワインレッドのポルシェ 356 を極限領域で走行させた場合、どのような反応を示すか。ディーター・レッ シュアイゼンの興味は、その一点にだけ向けられている。52 年前に製造された 356 は、オーバーステア気味にドリフト走行をしたかと思えば、アンダーステアで前輪から滑っていく。このクルマの制御は、テストドライバーのレッシュ アイゼンにとっても至難の業だ。

「本来、こいつはもっといい走りをしてくれるのですよ」と、レッシュアイゼンは不満顔でテスト報告書に記録する。「この車輛とタイヤの組み合わせは不合格ですね。リアの方がフロントに比べて俊敏なので、高度なハンドルさばきが必要とされます。特にタイヤのグリップ力が、部分的に突然失われるのは致命的ですね。少なくとも、標準タイヤとしてポルシェが課している基準はクリアしていません」。かくして、濡れた路面でのテストは不合格となった。もちろん、そのタイヤにも優れた特性は数多くあるし、乾いた路面なら安全に走行することも可能だ。しかし、それだけではポルシェとして承認マークを与えることはできない。性能が天候に左右されるタイヤなど、50 歳を超える古いポルシェには酷すぎる──レッ シュアイゼンはそう言い切るのだった。

ヒストリック・ポルシェに適切なタイヤを選ぶためのテストを何度も繰り返し、そのデータに基づいて設定した承認テストの各項目をクリアしていくために費やしたポルシェの労力は並大抵ではない。たとえば 14 種類の新しいタイヤを 10 台のヒストリック・ポルシェに装着して個々の足捌きを検証するケースでは、6 名のスタッフが約 2 週間かけてテストを行う。スタッフはタイヤと車輛を合わせて計 6 トンもの機材を差配し、様々な状況下でテスト走行を行うために行ったタイヤ交換作業は 288 回にも及ぶ。もちろん、どのタイヤも性能的には申し分ないし、濡れた路面でコースから外れるようなことはない。だからこそ、承認するか否かの討論は長時間におよぶのだ。

なぜこのように大がかりなテストを行う必要があるのだろうか。背景には、これまで製造されてきたヒストリック・ポルシェの実に約 70 %が今日でも公道を走り続けているという事実が存在する。だからこそ、ポルシェは積極的にヒストリック・モデルのメンテナンスに力を入れているのだ。

この独自のタイヤ・テストの結果に基づき、ポルシェ・クラシックでは 1949 年製から 2005 年製までのモデルについて、現在では 184 種類のサマータイヤ、そして 126 種類のウィンタータイヤを推奨している。ちなみにポルシェ承認タイヤのリストはテスト結果を基に約 2 年のサイクルでアップデートされており、最新のリストは、ポルシェ・クラッシクのウェブサイト www.porsche.com/classic からダウンロードが可能だ。

“ N0 ”、“ N1 ”、“ N2 ” といったように、タイヤのサイドウォールに記された “ N ” と数字を組み合わせた刻印がポルシェのお墨付きである。この “ N ” という文字、言うならばポルシェによる品質保証の証のようなもので、ポルシェが提示した基準に応じて主要タイヤメーカーが過去何十年にもわたり高性能タイヤを独自開発し、基準をクリアしたタイヤだけが冠することのできる称号なのだ。たとえば、1970 年代に製造された 911 カレラに 195 / 65 R15 サイズのタイヤが装着され、そこに “ N0 ” が刻印されていたとする。そして新世代モデルの登場により、同じタイヤメーカーで製造された同じタイプが新世代モデル用のタイヤとして継続生産され、ポルシェより再び承認を受けた場合、このタイヤには次の数字 “ N1 ” が与えられるといった具合である。

 

となります。

 

 

写真のように

レストアされた356を使い

ウエット状態のサーキットで走行テストを繰り返し行い

本年に発表したのです・・・

 

凄い!

 

益々、ポルシェにハマる事となりました。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です