恐るべし PORSCHE その2

明日からは当面、秋晴れの続く予報の

鳴門 大毛島 モアナコーストです

 

 

本日、クリストフォーラス372号が届きました

 

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今回も面白い企画内容で楽しめました

 

 

 

 

 

 

 

その中でも驚かされたのがこの記事

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なんと

ナローから続く911~993の空冷モデル用の

純正ナビ+ラジオがポルシェクラッシックよりリリースされたのです!

 

写真でお解りのように従来のラジオ位置にピッタシに収まり

さらに、スイッチ類のデザインや配置が他の計器類にマッチしています。

 

 

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現在、ポルシェセンターさんに問い合わせ中ですが

日本で使用可能になるような仕様なら嬉しいですね・・

 

 

それにしても1964年~スタートの911

50年前の車用に純正として2015年に発表とは泣かせます

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つがコチラ

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“三十路” を迎えたポルシェ 959。1985 年に登場したこの特別なモデルは、当時の最先端技術を満載して彗星の如く現れた。その卓越したドライブパフォーマンスは、今日でもドライバーの心を強く揺さぶる。

それは 1987 年 5 月のある日、早朝のことだった。1 台のポルシェ 959 が、ドイツ、ホッケンハイムを走る A6 高速道路で “足ならし” をしている。ギアは 5 速、エンジン回転数は 7600rpm。非公式とは言え、メーターの表示は 260km/h を示している。ドライバーは、一息入れると、シフトレバーを素早く 6 速に送り込んだ。リアで唸りを上げる水平対向エンジンは迷うことなくピッチを上げ、片側 3 車線の道路の景色が一気に歪み、スピードと反比例して視野がどんどん狭くなっていく。遠くからは緩やかに見えたコーナーも、いざ進入してみると強い横 G がかかり、軽い恐怖を覚える。苦し紛れに目を逸らせば、追い越し車線を走っている数台の車がバックミラーの中で小さく消し飛んでいく光景がループしている。

最高速度 317km/h に達しても、騒音は気にならないレベルで、横風に煽られるか路面の凹みに出くわさない限り、ステアリングを取られることもない。実際の速度は相当なはずなのに、まるで 130km/h ~ 160km/h で走行しているかのようだ。全体的な “指揮” はドライバーが執るとは言え、面倒な “仕事” は機械が平然とこなす。危険を速やかに察知し、極限領域を楽々とクリアしていく様は圧巻だ。かつて英国のジャーナリストが「不可能を可能にする車だ」と絶賛したのも頷ける。959 を乗りこなすのに必要とされるのはただひとつ、高い集中力だ。

 

 

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この文章を読みながら

ワルター・ロールに成り切る秋の夜なのでした・・・

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