「カノジョとのこと」の記事一覧
高松道を西へ
“津田の松原SA” 手前の長い下りの左カーブ
瀬戸内らしい視界が突然広がる場所でドライブコースでは好きなポイントです
どのシフト位置でも5500回転強までストレス無く一気に回るセッティングとなり嬉しい限り
主治医の説明では加速ポンプの微妙な調整位置が決めてとなったもよう
リニューアル後の”ロペ” で遅いランチ
お馴染みの看板もリフレッシュ
「食事とは何を食べるのではなく、どこでだれと食べるのかである」..なるほど納得ですね
さしずめ、私の場合では「どのクルマ(or何のバイク)を使いどの店で食べるかである」となり
勿論、そうしたシュチエーションであれば、だれ?は二人して還暦越えのカノジョとなるワケです
このロースカツ定食はコーヒー付きで750円!
この店も又、コスパは充分に高いと存じます
帰路は海岸沿いの国道R11を使い、鳴門ニュルに向かいます
3速の守備範囲は広く、常に3000回転域を意識したアクセルワークがこのボアアップした個体には向いています
次のロングドライブは晩秋の長崎
昨年中止になった356クラブイベントに参戦予定
もう2度とドラマティックな展開にならないことを念じるばかりです。
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翌朝は快晴
暑くなりそうな予感の二日目、スタート前の風景
やはり、クラシカルなお話で盛り上がっている様子
時間となりスタートします
一区間、高速道路も使いながら由布岳方面へ
道の駅で休憩も挟みながら地元の名産品も楽しむ事ができます
初夏の阿蘇は日本とは思えない景色です..
お昼前には昼食会場と表彰式を行う「レゾネイトくじゅう」に戻ることができました
来年も阿蘇で再会できることを話しながら、皆さんとお別れします
一方、大変お世話になったフロッシュのお二人から送って頂いた画像によると
無事に四国へ渡るフェリーに乗ったもよう
残りの陸路での安全を祈願したのです
私達も帰路の神戸行きフェリー時間までの間
今回のイベントで知り合えた方のガレージ訪問をさせて頂きました
そして、それは驚きの個体達でした
Porsche 356 乗りなら必ず憧れのバージョンとなる” 2000GS “所謂「カレラ2」です
この水平対向4気筒+4カム+DOHCは
後の904用エンジンとして更にチューニングされ、搭載されることになります
エンジン音も聞かせて貰いましたがブリッピング時は正にレーシングエンジンでした
もう一台のポルシェも実車としては全く初めて見る個体
スイスのチューナー、SPORTEC「スポーテック」社の996 GT2 ベースのコンプリートモデル
外観にはあまり手を加えずに動力性能のスペックを大幅に上げる事に注力
そして
チタンコンロッド等を駆使、驚異の750PS を叩き出します
元々、GT2はTurboを更にパワーアップさせたチューニングを施し、軽量化の為2駆にしているのですが
流石にこのパワーだとコントロール出来ないとみえてSPORTECでは4駆に戻しているようです
同年式のRUF社 996-R Turbo が550Ps ですから超ド級度が分かります
更に
1932年 MG-K3 マグネット
MG社が世界で30数台リリースした中の1台となるワークスレーシングカー
いつか、MGCC のイベントでご一緒したいと思いました
T氏ご夫妻にお礼を言って、フェリー乗り場に向かいます
美しい夕景に歓声を上げながらスマホを向けるカノジョ
ドラマティックな2日間で二人ともぐったり、泥のように眠ります
明け方、目覚めると明石海峡大橋の下を進むサンフラワー
程なく六甲フェリーターミナルへ着岸
念の為、356SCを入庫させる為に加古川へ向かいます
3日前に神戸で、昨日と一昨日は阿蘇で..そして今、加古川で
何か不思議な気分です
終わり
後書き..
それにしてもドラマティック、記憶に残る「GIRO DI CALDERASO 2021」でした
出番の無かった急ごしらえのPC計測用のキッチンタイマー
次のレースでは活躍して貰いたいものです。
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ジオラマのようにに見える火口近くまでワインディングを疾走します
如何に、ここ阿蘇が広大であるかが解る場所です
標高の高い高地まで来ましたが356 SC は至って快調
呑気に写真を撮っている私達を尻目に、戦前の3ホイラーが駆け上がっていきます
ナビシートのカノジョもKm表示をmileに変換計算したり、写真を撮ったり大忙し..
延々とこんな道が続きます
途中、フロッシュ積載車と遭遇
フロッシュZ氏と近い将来のPorsche社の方向性と私達がどう関わるべきか?
語ったとか、語らなかったとか…
その後は想定通り、宿泊先である「レゾネイトクラブくじゅう」に到着できました
雄大な阿蘇の夕景を眺めながら“ アペリティーボ ” が始まります
モアナコーストでも勿論、生ハムは使っておりますが
このパルマ産「クラテッロ・ディ・ジベッロ」は特別です
チャールズ皇太子をはじめ、世界中のセレブや三ツ星レストランで愛用されている品
日暮れには気温も下がり、周りのご婦人方やカノジョもホテルのコートを羽織っています
この後はリストランテに移動してディナータイム
演出も洒落ていて、大いに楽しめたのです
今夜も明日に備え、早い就寝となりました
昨日~今日、結構…疲れました。
..まだ続く
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荷物を載せ変え、スタート地点に向かいます
ここまで来たのだから..と、主治医のZ氏とO氏も718を積載車に載せた状態で
GIRO DI CALDERASO スタート地まで並走してくれることに..
信号機がほとんど見受けられないワインディングをフロッシュ積載車とランデブー
スタート地にはドンピシャのタイミングで到着することが出来たのです
コチラの参加車両であるPorsche 904 GTS は愛機356 SC と同年式の1964年
ゼッケンを貼り終え、定位置に並んだ356SC
夏の衣類で臨んだ為、曇り模様の阿蘇では肌寒く感じます
こうして356で参加できた事は、ほかならぬZ氏とO氏のお陰ですね
いよいよ、ドラミが始まります
皆さん、真剣な眼差しでマップを見ながら主催者の説明に耳を傾けます
毎回、GIRO DI CALDERASO の楽しみはコースはもちろんですが
食事や演出にもこだわりが込められているトコロです
その一つがイタリアの高地を意識した設え
夕食の前、夕暮れの阿蘇を借景にアペリティフが楽しめるのです
いやが上にも盛り上がるワケですね
そして年式順、一台づつでスタート!
ナビシートのカノジョもご満悦
さらに続く
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お天気にも恵まれそうな週末の阿蘇に向け
Porsche 356 SC は六甲フェリーターミナルへ阪神高速を快調に巡行中
ところが、残り数キロの場所で何の前触れも無く突然エンジンがストール
主治医に電話で症状を伝えるも、残された時間は70分程
取り敢えず、GIRO DI CALDERASO 主催者に電話を入れ陸路になる旨と車種が変わる事を伝える
主治医は預けてあった718 Cayman S を積載車に乗せて向かってくれる事に…
やがて到着し、慌てて356と718を入れ替えてダッシュでフェリーターミナルへ
一旦、キャンセルしたのですがダメ元で乗り場に滑り込むと2分前
ギリギリセーフで大分行きに乗ることができたのです
コロナ禍の中でメニューも営業時間も縮小の中、簡素な内容となりましたが
無事に乗り込めたことに感謝しながらカノジョと早い夕食です
早朝まで、長い船旅となるので持ち込んだワインで乾杯して早い就寝
洋上では電波も届かないのでぐっすりと眠ることが出来、朝5時過ぎに目を覚ましてデッキへ
スマホをチェックすると主治医のZ氏から留守電とメール…
なんと!夜中まで修理を試み、積載車で356を阿蘇まで運んでくれている模様!!!
フロッシュのスタッフO氏が撮ってくれた港に近づくサンフラワー
二人は早朝5時過ぎには到着してくれていたのです
大分港へ着岸準備のサンフラワーのデッキ
慌てて港の駐車場を目を凝らして見てみると
駐車場前方の左方向には『フロッシュ積載車』 その後ろにはPorsche 356 SC が!(仰天)
不眠不休で移動してくれたにも関わらず、満面の笑みで手を振りながら迎えてくれるO氏
カノジョと涙しながらの下船をO氏が撮ってくれました
後日、
送信して頂いたデータによると
私達がぐっすり眠り込んでいた夜中11時頃、加古川を出発してくれたようです
未明の3時過ぎには九州まで進んでくれていたもよう
大分港到着直前にはこんな場所もあったそうな..
予定よりも早く着いたので近くを試乗、更に念入りなチェックを行う主治医のフロッシュ Z氏
なんと神々しい姿でしょう…
続く
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