「リゾート社長のこだわりブログ」の記事一覧
早朝の明石海峡大橋
台風の影響か、強風で二輪は通行止め
小雨交じりの中、目的地に向かいます
降ったり止んだり..慣らしとは言え少々気が引けます
目的地は京都府の綾部市
昨年も参加したイベントであります
行程通り走れば往復で800Km
フルオーバーホール後、累計で1000Kmとなり最初の慣らし運転は終了できる距離
主催のショップはコチラ http://www.ccg-yamamoto.com/
主に英国車を扱うショップらしくMINIやエラン、ロータス等が多くエントリーしています
ひと際目を引いたのがコチラのエラン
歴戦の状態が見て取れる個体です
ソロでのエントリーとなりコマ図で走るのは困難ですがドラミには参加
S800仲間のU氏に先導をお願いしてスタート位置に並びます
この後、雨は本降りとなりました(涙)
日本海に抜ける道中は大粒の雨
多くのクラシックカー達は雨の滲入に苦慮したもよう
小雨になったこの時間で課題となった問題の擦り合わせを話し合う面々
日が落ちる前には戻りたかったので、一足先に皆さんとお別れして雨中の高速をひた走ります
帰路は5000回転をリミットに注意して走行します
秘密基地に到着後はフロアマット類も剥がして乾かします
幸いエンジンルームもキレイな状態でした。
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現在の秘密基地内のXS650-E
1950年代や1960年代の英国バイクの中でも全く違和感はありません
XS650の特徴の一つであるCVキャブレター
CVはバタフライ固定ベンチュリー式とVMタイプの良いとこ取り
手動チョークは使わない方が良いかも..使うとプラグがかぶり気味
ミクニがSOLEXよりライセンス生産したCVキャブレター
走行動画を撮る為、近場を走らせます
秋晴れとなった海沿い鳴門公園線を走行します
さらに続く
コメントを残す (0)コチラは昨年の暮れ、初めて秘密基地にやって来た時の画像
ぱっと見は初期型XS1である
ベースの個体はXS650-E
フロントフォーク+ドラムブレーキはXS1B+タンクカラーは最初期のXS1仕様
デコンプ付きセルレバーは外した状態
恐らく、最初期にすることを前提にこのカラーにしたものの
入手困難なフォークブーツが見つからずⅡ型となるXS1Bとして甘んじたのではないかと推察しました
前オーナーの初期型へのこだわりと苦労が見てとれる外観となっています
私としてはセル無しの最初期モデルを探していたので申し分の無いレストアベース個体でした
ところが、都内在住のエンスー仲間であるM氏のモデルEを拝見後に方向性が大きく変わることに…
その時のショックを受けた画像がコチラ
昭和45年(1970年)当時が一瞬でフラッシュバックしました
このフォルム、カラーが鮮烈に蘇ったのです
そして、決め手は排気音
鳥肌ものでした..
その時の動画がコチラ
スマートな車体に細いシルエットのぺトロールタンクにはビビットなブリリアントレッド
M氏は2輪、4輪ともに数多くの名車を乗り継いだ生粋のエンスー
年齢を重ねた今も筑波やSUGO等でクラシックバイクレースに参戦している現役ライダー
その彼をして”こいつはイイネ”と言わしめたXS650-E
レストア方向は全く逆になりました
さらに続く
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長い夏
そして残暑厳しい8月の終わりにこの個体はやって来ました
1971年にリリースされたYAMAHA XS650-E
この個体はフレーム番号から推察するに1972年モデル
昭和の絶頂期..YAMAHAも、そしてHONDAやSUZUKI、KAWASAKIが世界を席巻し始めた時代です
1970年の初期モデル/タイプⅡがコチラ
少年(私)は中学2年生だった頃であり、ノートにはバイクの絵ばかりをかいていた時代が蘇ります
YAMAHA初となる4サイクルエンジンSOHC 650cc
当然、英国車TriumphやBSAの排気量650ccを意識してのリリースとなります
このスリムなペトロールタンクにサイケデリックな色使いが北米を意識したのが感じられます
国産回帰は年齢を重ねたからなのか?或いは若かった頃へのdesire?
続く
コメントを残す (2)クリストフォーラス410号の興味深い記事
以下、クリストフォーラス引用
「1960年代初頭にオプション装備としてポルシェ356のシートを飾って以来、千鳥格子はポルシェで常に提供され続けてきた
ポルシェミュージアムに展示されている最古の911、シャシーナンバー57(当時はまだ901として造られた)のシートの中央を飾っているのもこの斜線で繋がり合うチェック模様
千鳥格子は“ペピータ”とも呼ばれ,その名は19世紀のスペイン人ダンサーの芸名であるペピータ・デ・オリバに由来する
そしてこの柄を有名にしたのは、1947年、後にレディース・コレクションの「ニュールック」として有名になったスタイルにペピータを使用したフランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオール
というのも、それまでは紳士服にしか使われていなかったこのパターンをレディースに採用した大胆なファッションステートメントとなる
そしてディオール以来、千鳥格子は“心を躍らせる”、“エレガントな”、“粋な”と形容される柄となった
時代の流行を捉えたポルシェがこの柄を公式に提供するようになったのは、元祖911の装備カタログでのこと
ドアライニング、ラゲッジコンパートメント、グローブボックスのライニング、シートの中央を飾るために、定番のブラック&ホワイトに加え、1966年以降ブラック&レッド&ホワイトとブラック&ブラウン&ホワイトのカラーコンビネーションも提供
そしてペピータは瞬く間に“ポルシェの柄”として認識されるようになり、今日でもアイコニックにポルシェのインテリアを飾る
2017年に100万台目の911が製造された
模範となったのはフェリー・ポルシェが最初にカンパニーカーとして使用した911
そしてこのヒストリックカーのインテリアを飾っていたのも、もちろん千鳥格子パターンの仕様としてのペピータ
この千鳥格子は現代の特別なモデルをも飾っている
例えば、ポルシェ・クラブ・オブ・アメリカの協力を得てデザインされた一台だけのモデル、911クラシック・クラブ・クーペ(996)では、ドアパネルとシートの中央に、ブラックとスレートグレーのレザーで織られた千鳥格子が施されている
映画『カーズ』をモチーフに2022年に一台だけ製作された911サリー・スペシャルでは、エクステリアカラーのブルーを取り入れた千鳥格子がインテリアを飾った
そして1,250台限定の911スポーツクラシック(992)でも、ドアミラーとドアパネル、スポーツシートの中央には定番のブラック&ホワイトの千鳥格子があしらわれている
千鳥格子のファブリックは現在ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーで最も人気のあるSonderwunsch(スペシャルリクエストプログラムの一環)
そして今年からレザーのないインテリアを希望するドライバーのために、このファブリックが標準装備の一つに加わった
スタイル・ポルシェのエキスパートがポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーとともにこのファブリックを再解釈し、1960年代のアイコンを見事に現代らしく仕上げてくれる
かつてはウールの配合率が高かったが、現在では、その糸は高品質のリサイクル素材を使用している。これによって、より耐久性に優れたサスティナブルなファブリックに生まれ変わることができた
ペピータが時代を超越するパターンであることをまたも証明するかのように」
オリジナルでは無いが、忠実に再現されたこのバケットシートに使われたペピータ
とても似合うのが頷けます
レカロから再販された硬質なレザーバケットも入手したのですが悩むところです..
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