ヘッドに在るプラグコードのカバーはクロームメッキの仕上げが施されていますが
本来は少し黄色く見えるクロメートメッキ
クロームの輝き過ぎ感があったのでウェットブラストでマット調にしました
師匠のブラスト機をお借りして超微粒子の玉を吹き付けます
カバーを外したついでにケース含め、指が届く範囲をマザーズで磨きました
そうして内装作業と続きます
ここからはポルシェ主治医のフロッシュさん http://www.frosch911.jp/ で細かく対応して頂きました
シート位置が低く、タイトな場所だったのでここまで悪い状態とは外すまで分かりませんでした
可能な限り、オリジナルな状態を保ちたかったので
両端のドテの部分のみ作り替え、その他の部位は塗装で仕上げます
底面も塗装、レールも新品のようになりました
カーペット類も50年経過の状態のままだったので白っぽくなっておりました
相談の上、黒く染色することにしました
難関はドアの内張
ここも、下部には反りや傷・破れも見受けられます
外した状態
左右共にここまで傷んでおりました
相談の結果、半分下を切り取って新規に作り直す事に
こだわりの職人技
強度も充分、流石プロ
続きます…
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