
このナセルに収まるスピードメーター
内部下部に位置するトリップの0戻しの動作は今まで全く意識していませんでした
区間距離や燃費計測等、余り必要としなかったのでどこで操作するのかも気づかないまま..
英国バイクの匠M氏からの指摘で操作する為の特殊なワイヤーが付いていない(無くしたまま)ことが判明
バラシて取り付けることになりました
ところがガラスを嵌めこんだベゼルが全く微動だにしません

力任せに無理やりやるとボディや文字盤に影響します
予備のベゼルがあるのでサンダーで口を広げる事に..
無事にバラスことが出来ました

トリップギアへと繋がる部位

この際、ギヤへの油脂補給も治癒してくれました

ストックのベゼルにも填まりやすいように加工を施します

匠により制作されたトリップ戻しのワイヤー等を慎重に組み上げます

しかし、ここに来て針が抜けない事態に..

匠の自作特殊工具で分解…これはもう、ビンテージ時計職人のリビルトのようです(驚)


これがトリップに必要なパーツ一式

完成です!!

後日、郵送して貰った完成品を取り付けます




完璧です

終わり
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英国より続々とパーツが届きます
この年代の純正パーツが揃うのは英国バイクとClassic Porsche位ではないでしょうか…
分解されたLucas純正ダイナモ

ボルト&ナット類も純正で組み直しました

素晴らしい仕上がりとなりました

そしてこちらの画像、今回の目玉となるウインカー位置の変更です

本国ではウィンカーは存在しない(無い)のが本来の姿
重要なナセルケースのデザインがスポイルされていた位置から目立た無い場所に変更しました
当然、空いていた穴は補強→パテ→塗装を施してくれたのです

結果、顔となる特徴的なナセルボディが俄然と美しく見えるようになったのです

更にはこの個体には付いていなかったスロットルストップも装着

掛け始めの際、少し高めのアイドル状態を固定する事ができます
スイッチ類も当時モノに換装

そのお陰で手動進角レバーも正規の位置に取り付け出来ました

この際、Triumphロゴの入ったグリップに交換

この後も続く…
コメントを残す (0)少し前の晴天の過日

ここは鳴門から香川県へと海岸沿いに延びる国道11号線
平行する高速道開通に伴って交通量は少なくなり、海の景色を楽しみながら走れるコース

60Km前後、トルクを効かせた回転域で走らせるにはうってつけ

このアングルがスリムなXS650-Eには良く似合う

県境近くで小休止

ハンドル取付位置には分厚いゴムのラバーがあり、取り回し時には少し動いて違和感があるのだが
そのお陰で走行時には英国バイクのようなグリップへの振動は皆無

長く英国バイクの右チェンジに体が慣れてしまったせいで
左チェンジと右リアブレーキがスムーズにいかない(笑)

セルモーターでエンジン始動…この歳になるとセル付きは重宝

トップブリッジの上下に挟んである振動回避の為の分厚いラバー

緊めに締めても数ミリは前後するようである。

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ある日、英車の匠M氏から連絡がありました..
それはLUCASオリジナルのダイナモがオークションに出品されているとの内容でした
私では判断できませんが欠品無ければリビルト前提で入札するべき..との指示
そして..
無事に落札できたのがコレ

英車の匠M氏に送り判断を仰ぎます
電装類の中身は英国にてパーツが揃うので申し分の無い本体であったもよう

課題の多いALTONからLUCASに換装計画が進みます..
そしてTriumph T110/改Bonnevilleの第2弾がスタートする事となりました。
乞うご期待
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タイミング側のカバースクリューボルトを全て新品に取り換え

同じくプライマリー側も全て新しくなりました

頭を舐めていたり、違う形のボルトだったのが正規に変わるとシャキッと見えます
このマグネトーがBSAから外して英国本土でリビルトしたブツ

コーションプレートも新しくなりました

接点が悪く、ブレーキペダルを踏んでも点いたり点かなかったり..

バラシて修正、取り付けボルトも正規な状態に戻します

ボルトのbefore After

オイルフィルターの洗浄

カバーも洗浄します


ガスケットを新しくして取り付けます

完成

一旦予定の作業は終わり、秘密基地内で磨きます

手動進角レバーも正確に動くようになり冷間時の始動性は良くなりました

更に続く..
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