最後の空冷 Porsche 993 Carrera S.. 97y

PC Takamatsu で点検を受けるPorsche 993 Carrera S  97年

 

ポルシェ社が水冷911として大きく舵を切ったモデル996のリリース前年であることから

1965年から続く空冷6気筒の集大成となったモデルといえます

 

そんなワケで97年は空冷ポルシェ乗りにとって特別なyearとして捉えられています

(他にも68年、73年、74年、86年、89年、91年等がスペシャルな年)

 

 

一方、同じワイドボディを纏った993ターボや4Sは4WDなのに対しカレラSは2WD(RR)

 

カレラS専用のホイール+スペーサー+ショートスプリングにより15mm車高が低く設計されており精悍に見えます

 

一通りの整備を終えたのですが、走行距離も3万Km程度なので大きな不具合は見つかりませんでしたが

微量のオイル滲みを目視

 

念の為、左バンクのチェーンカバーを交換

ご存知のように993ではパッキン一体の樹脂製となっており、カバーごと交換です

(パッキン単体もリリースされていますがエキゾースト側なので樹脂の歪が心配)

 

プラグも純正BERUが新車時のまま使用してたもようもちろん純正に交換で12本..

 

 

経年により色褪せていたフォグやヘッドライトレンズも交換します

パーツ代は高騰していますが交換効果はバツグンですね

 

内装類もリフレッシュ! あの匂いと相まって新車のような状態となりました

 

 

鳴門ニュルから神戸淡路鳴門道へ

 

 

随分前に歴代所有していた97y パステルイエローのカレラS tip Sや96y アークティックシルバーの4S(6F)

或いは97y カレラエアロバージョン Tip S (この個体もパステルイエロー)の感触を思い出しながら走らせます

乾いたエキゾーストノートも心地よく、気が付けば京橋まで..

 

Tip S のマニュアルモードでのアクセルワークの面白さを思い出しました

 

さらに

930や964では味わえない硬質な″バッチーッン″ は993乗りの特権ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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