「クラシカル英国車」の記事一覧
満身創痍・疲労困憊 正にそんな気持ちで
師匠に電話しました
旧車の基本となる その1) 強い火花 その2) 新しいガソリン その3) 適切な混合比等々は
確認済み
兎に角、事細かに状態を伝えていきます……
5分程話したでしょうか
師匠から「スロットルバルブの高さが合ってないんちゃうか?」
過日、左右のファンネルを外し、指を当てながらスロットルの開け閉めして確認はしましたが
確かに中速域でのアクセルを固定させた状態での症状なら理解できます
何度か右手でアクセルグリップを廻します
そうして キック!
ダッ ダッ ダッ ダダッ ズバッバー 何と治りました!
本当に
あのツインキャブボンネビルの走りになったのか
急いでヘルメットを被り マン島に向かいます
あのデュープレックス骨格にツインキャブで武装したボンネビルが蘇りました
早々に秘密基地に戻り
師匠に報告です
あの僅か1mm弱のスロットルバルブの高さで激変するのが英車の醍醐味なのでしょう
流石に師匠も新品のアマルだったので数か月でズレが出るのは想定外だったようです
最後の電話を入れなければトランポで大阪まで行く覚悟だったのですが
今回は良い勉強(訓練)をさせて頂いたと感謝しています
いずれ、イグニッションコイルも交換する時期だったと考えれば遠出も安心なワケです
しかし
恐ろしい程 効きます
師匠からも「他の古いんと同じように掛けたら効きすぎて危ないから」と念を押されてました
先程の試乗でスピードが上がり過ぎ、信号で慌ててレバーを握った時の制動は
とても同年代の英車とは思えない位、危なかったのです
何しろ、軟なフロントフォークがフルボトムし、2度程つんのめる寸前でした
コロナタンクバックにETCを装着
最後に
こだわりのグラフィック屋さんといつもの看板屋にお願いした風切に貼りつけるデカール
Brit Brat Day の報告は後日に行いたいと存じます。
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来る11月3日(土)
神戸は兵庫埠頭で開催のBrit Brat Day に参加すべく
Triumph TR6改が本調子を崩し
パーツ待ちの状態でした
師匠より届いたのがコチラ「Lucas イグニッションコイル」
右シリンダーの爆発がどうも悪くイグニッションコイルを交換してみたのです
手始めにシートを外します
リアショックボルトに挟み込んでいるのですがウィンカーが干渉する為、首振りソケットを使います
この年代の英国車はウィットワースに代表されるよう、英国版特殊インチネジが使われています
現われたイグニションコイル
直径等、大きさは同じですが
コードの差し込みキャップの形状等々微妙に違います
間違わないよう、コネクターにタグを付けました
頻繁に交換する場所では無いので
錆が出ていた取り付けステーも簡易塗装してやりました
イグニッションアンプ所謂高価なトランジスタの不良で無いことを祈りつつ
バッテリーを繋ぎシートを戻します
ここまで3時間
慎重に作業は進みました….そしてキック
ズバッ ズバッ ズババー とアクセルを煽ると調子良く回りますが
3千回転辺りで固定させると右が不完全な爆発となります
どうやらイグニッションコイルでは無かったようです
続く
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過日の秋晴れの午後
地元のエンスー繋がりのT氏のオースチンミニの慣らし後点検が終了
T氏の主治医で英国ショップ ペニーレーン http://www.penny-lane.jp/ からの積み下ろしを
モアナコーストで行いました。
そうして
MG MIDGET へのロールケージを依頼すべく
帰りの積車に載せたのです
その後
ゴキゲンなT氏は英車でのツーリングを約束し自宅へと向かいました
そして数週間
ロールケージの到着完了と聞き
芦有近くのペニーレーンへと向かったのです
果たしてそれは
私の注文通りの仕上げで装着されておりました
後は
トノカバーのジッパー位置の修正で完了との事
次の英車イベントが俄然楽しみとなりました。
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行楽日和な鳴門
モアナコースト前の海岸線をツーリングするバイカーに感化され
BSA Spit Fire でマン島に繰出しました
調子が良いのを確認し
次の目的地、県境の引田を目指します
いつものリバプールに程なく到着
今回は遅めのランチを摂ることにしました
ポークカツと珈琲
これで800円はコストパフォーマンス高いと存じます
帰りも絶好調
そんなワケでクラシック英国車は止められません
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本年の早い時期から始まった
60y AUSTIN HEALEY 3000Mk1 のフルレストア依頼
1年近くの工程を経て
完成に近づいたとの連絡を受けました。
ボディの状態もご覧のようにほゞ新車
可能な限り
オリジナル新品パーツを英国より取り寄せて頂きました。
今回
一番手こずったのがオーバードライブのミッション
何度も日本と英国を行き来して完成させてくれました
圧巻の仕上がりです
11月中にはマン島を走らせることができる筈です
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