「クラシカル英国車」の記事一覧

神の声…その2

満身創痍・疲労困憊 正にそんな気持ちで

師匠に電話しました

 

 

 

旧車の基本となる その1) 強い火花 その2) 新しいガソリン その3) 適切な混合比等々は

確認済み

兎に角、事細かに状態を伝えていきます……

 

5分程話したでしょうか

師匠から「スロットルバルブの高さが合ってないんちゃうか?」

 

 

過日、左右のファンネルを外し、指を当てながらスロットルの開け閉めして確認はしましたが

確かに中速域でのアクセルを固定させた状態での症状なら理解できます

 

DSCN5959指示のとおり、ネジ山3つ分(1mm弱)下げて

何度か右手でアクセルグリップを廻します

 

そうして  キック!

 

ダッ ダッ ダッ ダダッ ズバッバー  何と治りました!

 

 

本当に

あのツインキャブボンネビルの走りになったのか

 

急いでヘルメットを被り マン島に向かいます

 

 

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あのデュープレックス骨格にツインキャブで武装したボンネビルが蘇りました

 

 

 

早々に秘密基地に戻り

師匠に報告です

 

あの僅か1mm弱のスロットルバルブの高さで激変するのが英車の醍醐味なのでしょう

流石に師匠も新品のアマルだったので数か月でズレが出るのは想定外だったようです

 

最後の電話を入れなければトランポで大阪まで行く覚悟だったのですが

今回は良い勉強(訓練)をさせて頂いたと感謝しています

 

いずれ、イグニッションコイルも交換する時期だったと考えれば遠出も安心なワケです

 

 

 

 

しかし

もう一つ発見がありましたDSCN5961  このツーリーディングのブレーキ

 

恐ろしい程 効きます

 

師匠からも「他の古いんと同じように掛けたら効きすぎて危ないから」と念を押されてました

先程の試乗でスピードが上がり過ぎ、信号で慌ててレバーを握った時の制動は

とても同年代の英車とは思えない位、危なかったのです

 

何しろ、軟なフロントフォークがフルボトムし、2度程つんのめる寸前でした

 

DSCN5960このように中指1本で充分な制動が得られます

 

 

 

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コロナタンクバックにETCを装着

 

 

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最後に

こだわりのグラフィック屋さんといつもの看板屋にお願いした風切に貼りつけるデカール

 

DSCN5968  DSCN5969

 

 

 

Brit Brat Day の報告は後日に行いたいと存じます。

 

DSCN5972

 

 

 

 

 

 

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神の声…

 

来る11月3日(土)

 

神戸は兵庫埠頭で開催のBrit Brat Day に参加すべく

 

Triumph TR6改が本調子を崩し

 

パーツ待ちの状態でした

 

 

 

 

 

DSCN5931 師匠より届いたのがコチラ「Lucas イグニッションコイル」

 

 

右シリンダーの爆発がどうも悪くイグニッションコイルを交換してみたのです

 

 

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手始めにシートを外します

 

DSCN5919 リアショックボルトに挟み込んでいるのですがウィンカーが干渉する為、首振りソケットを使います

 

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この年代の英国車はウィットワースに代表されるよう、英国版特殊インチネジが使われています

 

 

 

 

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現われたイグニションコイル

 

DSCN5922

 

直径等、大きさは同じですが

コードの差し込みキャップの形状等々微妙に違います

 

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DSCN5924今回は不調な右だけでなく左も交換するので

間違わないよう、コネクターにタグを付けました

 

 

DSCN5932DSCN5934

頻繁に交換する場所では無いので

錆が出ていた取り付けステーも簡易塗装してやりました

 

 

 

コイル本体にも取り付けた日付を記載DSCN5935

 

 

DSCN5942コードキャップには抜け止めのタイラッブで縛ります

 

 

DSCN5940 イグニッションアンプ所謂高価なトランジスタの不良で無いことを祈りつつ

 

バッテリーを繋ぎシートを戻します

 

 

 

 

ここまで3時間

慎重に作業は進みました….そしてキック

 

ズバッ ズバッ ズババー とアクセルを煽ると調子良く回りますが

3千回転辺りで固定させると右が不完全な爆発となります

 

どうやらイグニッションコイルでは無かったようです

 

 

 

続く

 

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roll cage 装着できました!

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過日の秋晴れの午後

 

地元のエンスー繋がりのT氏のオースチンミニの慣らし後点検が終了

 

T氏の主治医で英国ショップ ペニーレーン http://www.penny-lane.jp/ からの積み下ろしを

モアナコーストで行いました。

 

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そうして

MG MIDGET へのロールケージを依頼すべく

帰りの積車に載せたのです

 

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その後

ゴキゲンなT氏は英車でのツーリングを約束し自宅へと向かいました

 

 

 

そして数週間

 

 

ロールケージの到着完了と聞き

芦有近くのペニーレーンへと向かったのです

 

 

 

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果たしてそれは

私の注文通りの仕上げで装着されておりました

 

 

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DSCN5775 太さ、角度、色調等々とても良い雰囲気です

 

後は

トノカバーのジッパー位置の修正で完了との事

 

 

 

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次の英車イベントが俄然楽しみとなりました。

 

 

 

 

 

 

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だから英車はヤメラレない

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行楽日和な鳴門

 

 

モアナコースト前の海岸線をツーリングするバイカーに感化され

BSA Spit Fire でマン島に繰出しました

 

 

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調子が良いのを確認し

次の目的地、県境の引田を目指します

 

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いつものリバプールに程なく到着

 

 

 

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今回は遅めのランチを摂ることにしました

 

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ポークカツと珈琲

これで800円はコストパフォーマンス高いと存じます

 

 

 

帰りも絶好調

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そんなワケでクラシック英国車は止められません

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完成間近の報..

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本年の早い時期から始まった

60y AUSTIN HEALEY 3000Mk1 のフルレストア依頼

 

 

1年近くの工程を経て

完成に近づいたとの連絡を受けました。

 

 

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ボディの状態もご覧のようにほゞ新車

 

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可能な限り

オリジナル新品パーツを英国より取り寄せて頂きました。

 

 

 

今回

一番手こずったのがオーバードライブのミッション

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何度も日本と英国を行き来して完成させてくれました

 

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圧巻の仕上がりです

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足回りもIMG_2362完璧

 

 

長距離ドライブ用にETCとハザードも特注して頂きましたIMG_2358

 

 

 

 

11月中にはマン島を走らせることができる筈です

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