「モアナコーストのレストラン情報」の記事一覧
ずれた季節を取り戻そうとするような寒波の襲来でしたね。皆様、体調を崩されたりしていませんか??
今日はフィッシュボーンのメニューには欠かせないパスタ(麺)のお話。
お店のメニューに「生パスタ」と書いてあると手の込んだ高級なイメージがしたり、乾麺には安いイメージを持っていませんか?
イタリア料理は地域の風土、素材を合わせた郷土料理です。もちろんパスタもそうです。
生パスタは、軟質小麦が育つイタリア北部の生まれ。食感も柔らかく滑らかな舌触りを生み出します。寒く山岳部が多いから、卵・チーズ・肉がメインの素材となり、クリームや煮込みといったソースが組み合わされています。濃いソースに絡む太い平麺が多いのも特徴です。
乾麺のパスタはセモリナ粉などの硬質小麦が育つ温かなイタリア南部から。温暖な日差しで甘く育つトマトや地中海のイワシや蛸など魚介を使ったオイルベースのソースを合わせています。
こういったイタリアの郷土料理の基本を踏まえたうえで、鳴門の旬の素材や日本人の食感の好みに合わせ、硬質小麦と軟質をブレンドした生パスタ、乾麺を使い分けております。また、生地だけでなく太さや厚みもチョイスしてソースに合わせてご提供しております。
聞きなれないパスタがメニューにあれば、是非スタッフに尋ねてみて下さい。
素材とソースと麺の組み合わせを見ると、イタリアンの奥深さと料理人のこだわりが見えてくるはずです。
サーヴィススタッフ:西 啓次郎
正月休みも終わり日常が帰ってきてしばらく経ちますが皆様どうお過ごしでしょうか?
本日のレストランのブログでお伝えしたいのは、
モアナコーストの自家菜園です
イタリアンの特徴はオリーブオイルとトマトと考える方が大多数を占めるでしょう
でも本場イタリアでは地方によって、例えば地中海付近だと魚介をふんだんに使ったり、北部から内陸だと肉や乳製品をよく使います
代表的なトマトとオリーブオイルは南イタリアの特徴です
フレンチとは異なり、地元の食材、自分で育てた旬のものを使ってふるまう料理がイタリアンの特徴の様な気がします
モアナコーストにも大きくはないですが自家菜園がございまして、写真にあるようなローズマリー、パセリやミント、イタリアンパセリ等
香草をはじめ、ブロッコリーやわけぎまだ収穫時期ではないですが玉葱など他にもたくさんの野菜たちが眠ってます。
基本的に料理に使用している魚介や野菜などはできるかぎり地元徳島のものを提供しております。
それがモアナコーストに来館していただいたお客様にモアナコーストだけではなく「徳島」を知ってもらういい機会にもなります
なにより冷凍で運ばれてくるものよりも獲れたてで新鮮なものがおいしいですから
一品一品になにげなく添えられている野菜や香草もこだわりを持って手間をかけられて、選び抜かれた食材たちですので
そんなことも頭の片隅に置いて頂けたらと思います。
レストランスタッフ 河井 拓図
遅くなってしまいましたが、皆様、新年あけましておめでとうございます
とても暖かいお正月、フィッシュボーンにもたくさんのお客様にご来店頂きました
まだまだ足りないところも多い私たちですが、本年も試行錯誤しながら、でも楽しく皆様と素敵な時間を共有したいと思いますどうぞ宜しくお願い致します
さて、1月の新しいLunch Stagione(季節のランチ)は6日からスタート予定ですどうぞ、お楽しみに・・・
そして大切なお知らせです。
1月18日(月)から23日(金)の5日間
モアナコーストは全館休館日となっております
お部屋のメンテナンス、そしてクリスマスから年末年始走り続けたスタッフたちも少しお休みを頂戴いたします
2月にはバレンタインのガトーショコラの販売やデザートブッフェも予定しております
今年のモアナコーストにも是非ご期待ください
今日の鳴門はみぞれ交じりです。暦通りに季節は進んでいきますね。忘年会のシーズンお疲れをためていらっしゃいませんか??
さて外食に行くと何気なく見ている料理と器ですが、フィッシュボーンの組み合わせを少しご紹介したいと思います。
北大魯仙人の言うとおり「器は料理の着物」。器に料理を盛って初めて完成されます。
器を選ぶ要素は大まかに分けて、光(色)・形・ボリューム感(大きさ)。
日本料理だと四季を感じる繊細な素材を生かすために薄くて小柄、形や色合いに変化の多い器が好まれます。
西洋料理は「光」が最重要視されるので、透明感があって多彩な色を返す真っ白な皿やアイボリーの陶器製が好まれます。さらにフィッシュボーンのようなイタリアンはフレンチのレストランに比べるとお皿の種類は1/3ほど。とてもシンプルです。
それでも地産地消を心がけると、季節ごとの地元の素材を生かすお皿が欲しくなります。それでこだわったのが、地元鳴門市の大麻町大谷に伝わる大谷焼き。鉄分をたっぷり含んだざらざらとした赤土。藍染の大釜由来の分厚く武骨な仕上がり。やさしい光沢。地元の素材をシンプルに豪快に使うイタリアンと他に類を見ないほどのマッチングなのです。
フィッシュボーンの料理人が見て選ぶフィッシュボーンの大谷焼の器たち
素材の形状、切り口、色彩のグラデーションに合わせて。6:4~8:2まで余白とボリュームバランスを変えながら出てくるコースの一皿一皿はドレスをまとったモデルのようです。
味覚・嗅覚・触覚(食感)に加えて、こんな視覚からもコースを愉しんで頂けたらと思います。
サーヴィススタッフ 西 啓次郎
本日は、もうすぐ訪れる一大イベント「クリスマス」についてお話しさせて頂きます。
12月に入り街はもちろん家々の玄関が華やかになってまいりました。
モアナコーストもきたる聖夜に向けて準備中です
クリスマス期間中に提供させて頂く予定のカクテルをホールスタッフ全員で案を出して実際に作り、全従業員に飲んでもらってグランプリを決め、「アルコール入り」「ノンアルコール」それぞれ1位に選ばれたカクテルが皆様の前にお披露目されます
そして最後にご紹介するのがランチ、ディナーのクリスマス特別コースです。
当店のシェフが腕によりをかけて特別なコースをご用意しております
クリスマスディナーの予約状況ですが12/12の現在で22日.25日にまだ空きがございますのでお早めのご予約お待ちしております
レストランスタッフ 河井 拓図