「クラシカル英国車」の記事一覧
神戸MGカークラブより会報誌 Cream Crackers’ と併せて”THE MG History”なる立派な書籍が届きました
MGの歴史を克明に記述、100年を記念して神戸MGカークラブの重鎮N氏の膨大な資料を歴史書にしたものです
265ページ,厚さ15mmもある中身には驚かされました
ポルシェ社の創業は1931年に自動車設計事務所として設立され、
1948年から自動車の自社生産を開始したことから現在で75年
MG社のそれは圧倒的に歴史あるメーカーであることがわかります
1930年代後半のストリームラインボディ
アウトバーンでの記録がK3マグネットエンジン(1087cc)で約320Km/hとは驚くばかり
Triumph乗りなら誰もが知っているボンネビル塩湖
Triumphの頂点のネーミングになったあの”Bonneville”
この項も読んでいて鳥肌ものでありました..
愛機MKⅢも、こうした歴史を踏まえ改めて見てみると
とても感慨深く、違った見方ができます
コチラは今回、諸事情で参加できなかった”新西宮ヨットハーバー”で開催の記念バッジ
愛機MG MIDGET Mk Ⅲに貼り付けました
次のイベントには是非に参加したいものです。
コメントを残す (0)AMALキャブレターに使う特殊なビッチのボルト
入荷したのですがピッチを調べる為にDIY店へ
しかしながらUNFシリーズとも違うタイプ
どうやら、複数存在する英国インチの内のどれか..
国内では入手困難なピッチサイズのようです
その英国から送られて来たボルトがコチラ
正式名称は”CARBURETTER TOP BLANKING PLUG”と云うそうな..
上が今回の品
下がISO規格の同径ボルト
明らかにピッチが細いのが判ります..
それも相当細いです
そのパーツの取り換え部位がこの位置
チョークを引くワイヤーの取り付け部なのです
右側だけは専用のボルトで蓋ができていますが、左は詰め物をして塞いでおりました
やはり左右どちらもキッチリと収めたいものです
左キャブレターのチョークワイヤー調整部を外した状態
このようにゴムで穴を塞いでおりました..
ちなみにBSA SPIT FIREは純正で塞がれています
Triumph T110/改Bonnnevilleも正規な状態で塞いでいます
唯一、BSA Rocket Gold Starはチョークを残しているのでワイヤーが通っています
クリップハンドル左に装着のコレがチョークレバー
このワイヤーがキャブレターに繋がっています
始動時もこのチョークを使用すことは皆無ですが取り付けたままでいます。
こだわりな作業はまだまだ続く筈です。
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コチラは63y以降のユニットボンネ及びT140用のキックレバー
Triumph乗りの友人からの情報で入手しました
課題となっていたキックの硬さ(重さ)から解放され、なお且つ踏み下ろした際のクランクスピードも上がることから
容易に始動できるようになったとの事(因みにその個体はTR6/SSで圧縮比が高い)
外す前に比べてみましたが5cm位違うので期待が持てそうです
今回はコッターピンと緩み止めナットも新品で調達しました
何より懸念していたマフラーとの干渉
最悪、ガスで曲げて再メッキも視野に入れていたのですが..この状態でしたので思わず小躍りしたのです
そして踏み下ろします
軽い! クランクスピードが上がりピストンの動きが速くなったのが右足から伝わります
そして、いつもの手順で始動
2発でババン! 歓喜な気分で思わずニヤケました
次は鳴門マン島で試走となります。
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相変わらず冷間時の始動には難儀しているTriumph TR6 61y /Bonneville 改
そんな過日、プラグキャップの交換でカイゼンしたとの情報が寄せられました
その問題のプラグキャップがコチラ
無印ですが無抵抗仕様の英国製の新品
デザインが気に入って使っていました
その情報元の個体も全く同じものを使っており、NGKの無抵抗使用に交換すると火花の強さが増し
エンジン始動から走行時も安定したとの内容でした
早速、ストックしているパーツ箱の中を探してみると..
NGKで在ったのですが、抵抗入りのタイプ
更に探してみるとCHAMPIONの無抵抗仕様が二ケ出てきました
箱が随分と古くなっていますが中身は新品未使用です
何気に他の個体を確認してみると..
Rocket Gold Star にはCHAMPIONですが硬質プラスチックタイプのキャップ
Triumph T110/Bonnneville改には今回ストックと同じモノを装着しています
随分前に自身で交換した筈ですがすっかりと忘れていました
そうして交換後のプラグのスパーク状態は..
入れ替えたキャップにプラグを差し込み、先が見える向きでシリンダーに置きます
秘密基地内の照明を消して真っ暗の状態でキック!
驚くことに明らかに火花がハッキリと目視できます
本来、BTHの仕様書にも記載の白っぽい火花なので、目視しにくいのだと思うのですが強さは変わりました
はやる気持ちを抑えつつ、プラグをねじ込みいつもの手順
(ティクラー押してフロート室に満タン状態 → キルSW押しながらキック2回でガソリンを吸わせ→キル離して通電キック)で踏み込みます
すると1回で半爆発、2回目で掛かりました!
キックの硬さ(重さ)には閉口しますが驚きの結果となりました
カイゼンはまだまだこれからも続きます。
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皆さんとお別れして、清里へと南下するも愛機の調子が今一つ
走り始めて1時間近く、遂にこの場所でエンジンストール
近くのバス停に寄せてチェックします
プラグはご覧のように真っ黒
火が飛んでいないようです
プラグを交換するも火花が飛んでおらず、レスキューに連絡して待つことに..
高原のワインディングを楽しんだ後に、休憩して食べる予定だったカロリーメイト
こんな場所で食べる事になるとは..
40分程でレスキュー車が到着
2時間程かけて清里の友人宅まで送り届けてくれました
トランポに載せ変え、走り慣れたワインディング経由で中央道入り口まで向かいます
途中、八ヶ岳高原大橋でのショット
今年の11月にもこの場所は、秋の”英車の集ひ”で走るハズです。
終わり
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