「ライトウェイトスポーツ」の記事一覧
シリンダーライナー内を点検する師匠
ホーニングで大丈夫との見解
ガラスビーズブラスト#120で汚れを落とします
ご覧のような仕上がりとなります
各パーツも美しい仕上がり
細かなパーツもクロメートメッキで仕上げます
キャブレターのオーバーホール
通常よりも濃いめのメインジェット#140が組まれていました
今回はオーバーホールの内容に沿って若干薄めの#135で組む予定
バラシてからはメタルクリーナー(サンエス製)を水で20倍に希釈して浸します
パイプヒーターで摂氏70度、3時間かけて洗浄となります
こちらは大型のクーラーボックス
ご覧のような作業が繰り返されます
さらに続く
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去る3月下旬
何の前触れも無く突然に”ウォーターハンマー”でエンジンフルオーバーホールとなった
Honda S800M Coupe
師匠の手によりエンジンが降ろされた状態
調子の良かった割には、今回の原因となった1番ピストン以外にも痛みが見られます
師匠より、目視ではありますがクランクやコンロッドには影響は無いとの弁で一安心
勿論、組み立てる前には専用の計測器やゲージで正規な状態を確かめます
クランクケース内部の底面も徹底的に洗浄となります
オイルパン内部もご覧のような状態
今回の作業ではクランクシャフトの軽量化も施術となります
こちらは加工前の62mm新品ピストン
このピストンセットにはWPC/DLC加工が施されます
師匠が熱く語るWPC及びDLC加工について調べてみました..
この業界のトップである不二製作所のHPから引用すると
WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで 表面を改質する 技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので 摩擦摩耗特性 を向上させます。
ご存じこのTT-F1クラス向けレーサー”RC30″にもこの技術が注ぎ込まれているようです
又、DLC加工も調べてみると
Wikipedia引用
ダイヤモンドライクカーボン (diamond‐like carbon) は、主として炭化水素あるいは炭素の同素体から成る非昌質(アモルファス)の硬質膜であり硬質炭素膜とほぼ同義
一般的な特長は、硬質、潤滑性、耐摩耗性、科学的安定性、表面平滑性、離型性、耐焼き付きなど
主な用途には
代表的な応用例として、以下のようなものがある
自動車・オートバイエンジン、トランスミッション等カミソリ、光学部品、軽金属切削工具
このような記述
私には難解ですが強くて軽くてよく回って..良いこと尽くめ
師匠を信じて投じます
続く
コメントを残す (0)過日に和歌山で開催の”Meet The MG 2024″コーションプレートが届きました
早速、MG MIDGET Mk Ⅲ の定位置に貼り付けたのです
真鍮製のプレートでクラシカルなこの英国車にはよく似合います
今年は年初からMG MIDGET MkⅢ の出番が多くありました
2月の室戸~高知ツーリング
4月には熊本での”gogoラリー”
5月が和歌山での”Meet The MG”
6月も九州は阿蘇での”GIRO DI CALDERASO”
随分前の購入時にはいろいろと不具合に悩ませられましたが
今では整備や改善作業も進み、何処に行っても又どの季節でも安定したライトウェイトな走りで
楽しませてくれています。
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真夏の日差しの中でしたが引き取りに伺いました
3か月強の間、2度ほどは覗きには行ったぼですがエンジンルームの掃除を行っただけで
組み立て作業は当然ながら任せきり..
一通りの注意事項のレクチャーを受け戻ったのです
秘密基地に戻ったHonda S800 M Coupe
慣らしでもあり、4,000回転までを意識しての走行でしたが快調そのもの
トルク感は変わりませんが明らかにエンジンフィールは軽くなっています
ガラスビーズブラストの後、バレル研磨仕上げは信じられないような美しさです
F師匠オリジナルとなる”F60デジタルイグニッション”
本来のポイント式とは比較にならない精度と安定性が確保されています
キャブレターもご覧のような仕上がり
ナット一つビス一本までこだわった仕上がりには脱帽
作業詳細についてはこの後も、こだわりブログに続きます
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二日目の早朝
夜明け前の”サンライズツアー”に参加しました
眩しい光に包まれる MG MIDGET MkⅢ
一旦、ホテルに戻って準備を整えます
あのBUGATTIの仲睦まじいご夫妻も準備に余念がないようす
私たちもこんな風に年を重ねたいものです
PC待ちの阿蘇の風景
調子の良い状態の愛機
ここはどこか英国の牧草地のような映えるアングル
友人の質の良いカメラで撮って貰いました…
二日目の朝、スタート時の様子です
今回もノントラブルで終えることができました
毎回、凝った内容で楽しませてくれる”GIRO DI CALDERASO”
運営に係わる皆さんのご苦労が忍ばれるワケです..
来年も宜しくお願い致します。
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