まだまだ残暑厳しい秘密基地
左キャブレターからの漏れが頻繁になったTR6 61y/改Bonneville ですが
フロートバルブのパーツが入荷したとの報を受け、整備を行いました
いつもならこの程度の作業は、自身でメンテしますが、
今回は繊細な作業が伴う為にシカゴモータースさんに出張して貰いました
これがその、入荷となったフロート(浮き)の動きを調整させるバルブ
拡大ルーペとノギスで見比べますが差違はありません
上が今回入手の、真鍮と思われる素材の対策品
本来のAMALキャブコンプリートに組み込まれているバルブとは素材が違うようです
外したバルブにはキャブボディと接する面にはうっすらと跡が付いています
新品バルブには当然、当たり跡はありません…
これが原因なのか?
フロート(浮き)を受けるクリップにも磨きを掛けて滑りを良くします
プロはこんな紙ウェスを使うようです
試行錯誤を繰り返しますが、真鍮とキャブレターアルミボディ本体との相性が悪いのか?
フロートの動きがスムースになりません..
結果、
プレミアムタイプに装着されていた対策品(画像の黒いタイプ)である筈のフロートを
旧タイプに変更するとぴたりと止まりました
フロートバルブも前のまま組んだのですが..?
エンジンを始動するも、アイドリングも安定し
アクセルのツキも全く問題無し
AMALキャブレター、プレミアムタイプはとても調整が難しいですね。
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