
「バイクについて」の記事一覧
少し前の晴天の過日
ここは鳴門から香川県へと海岸沿いに延びる国道11号線
平行する高速道開通に伴って交通量は少なくなり、海の景色を楽しみながら走れるコース
60Km前後、トルクを効かせた回転域で走らせるにはうってつけ
このアングルがスリムなXS650-Eには良く似合う
県境近くで小休止
ハンドル取付位置には分厚いゴムのラバーがあり、取り回し時には少し動いて違和感があるのだが
そのお陰で走行時には英国バイクのようなグリップへの振動は皆無
長く英国バイクの右チェンジに体が慣れてしまったせいで
左チェンジと右リアブレーキがスムーズにいかない(笑)
セルモーターでエンジン始動…この歳になるとセル付きは重宝
トップブリッジの上下に挟んである振動回避の為の分厚いラバー
緊めに締めても数ミリは前後するようである。
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ある日、英車の匠M氏から連絡がありました..
それはLUCASオリジナルのダイナモがオークションに出品されているとの内容でした
私では判断できませんが欠品無ければリビルト前提で入札するべき..との指示
そして..
無事に落札できたのがコレ
英車の匠M氏に送り判断を仰ぎます
電装類の中身は英国にてパーツが揃うので申し分の無い本体であったもよう
課題の多いALTONからLUCASに換装計画が進みます..
そしてTriumph T110/改Bonnevilleの第2弾がスタートする事となりました。
乞うご期待
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タイミング側のカバースクリューボルトを全て新品に取り換え
同じくプライマリー側も全て新しくなりました
頭を舐めていたり、違う形のボルトだったのが正規に変わるとシャキッと見えます
このマグネトーがBSAから外して英国本土でリビルトしたブツ
コーションプレートも新しくなりました
接点が悪く、ブレーキペダルを踏んでも点いたり点かなかったり..
バラシて修正、取り付けボルトも正規な状態に戻します
ボルトのbefore After
オイルフィルターの洗浄
カバーも洗浄します
ガスケットを新しくして取り付けます
完成
一旦予定の作業は終わり、秘密基地内で磨きます
手動進角レバーも正確に動くようになり冷間時の始動性は良くなりました
更に続く..
コメントを残す (0)前回報告したRGSへのマグネトー入れ替え整備が終わり
外したマグネトーを英国に送っていたのですが..
1か月程で英国よりフルリビルトを経て戻ってきました
そこで今度は、そのマグネトーをこの個体に組み替える作業です
一旦、整備が終わり秘密基地に戻ったTriumph T110改Bonneville
英車の匠S氏により、本来の調子に戻りました
コチラは鋭意整備中のTriumph T110
マグネトーを外し、タイミングカバーも外して清掃とオイルポンプのチェック
右側の点火タイミングは38°
左側は36.5°
とても優秀な位置だったようです
タイミングカバーのこの位置は、このようなボルトが出ていてカバーしてから袋ナットで止めるのが正解
なのだそうです
エキパイを外さないとボルトが抜けない状態だったのを本来の形に治してくれました
これが本来の取り付け方法なのだそうです..
全てのボルトが正規の新品となり見違える状態になりました
プライマリーケースを外していきます
チェーングリスやらでこんな状態になっていました
やはりBSA系に比べるとトライアンフのプライマリー側は良い状態のようです
スプロケットの歯が限界のようでしたので新品に交換することに..
併せてドライブチェーンも新しくします
ブレーキペダルのピボット、このネジ山も正規の3/8inX26ナット用に切り直して純正に戻します
完成の図
コチラはギヤボックス上部のねじ山が潰れた穴
ヘリサートを駆使して正規に加工
脱帽です
ギヤボックスの中はとても良い状態だったもよう
清掃後、オイルシール交換とスプロケットの取り付け
規定トルクで締め付けた後に合わせマークを書き込みます
クラッチも点検と組み立て
良い塩梅です
続く
コメントを残す (0)ロッカーオイルフィードボルトからのオイル滲み対策
外されたロッカーオイルフィードパイプ
キレイにクロームメッキしていたのですが、バンジョーボルト面にもメッキが施されていたのと
専用のファイバーワッシャーのサイズ違いが装着されていた為
当たり面の気密不足からのオイル滲みであることが判明
締め付け時に必要なテーパーをバンジョーボルトに旋盤で付けている様子
ガソリンタンクを固定するボルトを正規なサイズで製作し、
無くしていたゴムのラバーも大きなゴムの素材から削ってワンオフ作製
併せてガソリンタンクフィラーのブリーザー取り付けボルトもワンオフ作製
カッコ良くなりました
コチラはオイルタンクのドレンボルト
やはりメッキによる当たり面の不具合を旋盤で修復します
素晴らしい出来栄えです
更にはメインワイヤーハーネスも作り直して頂きました
全て、当時の配色で完璧な状態です
今後、ETC等を付けることも想定し従来のプラスアースからマイナスアースに変更です
プラス電源カットスイッチも追加してバッテリーの放電を防ぎます
新しくしたレギュレーターもコンパクトに収めて頂きました
更に続く
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