「モアナコーストのレストラン情報」の記事一覧

ワインの楽しみ方Part2

暖かい日と寒い日の差が大きいですね。
いかがお過ごしでしょうか。
フィッシュボーンでは、北イタリア特集に合わせて
ピエモンテ州のワインを6種・ベネト州のワインを3種
気軽にグラスでオーダーいただけるようにさせていただきました!

種類があっても料理にどのように合わせればいいのか…と思いますよね。
簡単なコツがあります。
1、料理とワインの色を合わせる。
例えば白い野菜や白身のお魚に白ワイン。鶏肉のように少し黄白色の場合は、黄金色のような白ワインを。
2、ボリューム感で合わせる。
例えば、こってりとした動物性脂肪が多いお肉料理にはフルボディのワイン(アルコールとタンニン量の多いワイン)
3、香り・風味で合わせる。
スパイシーな香りのワインは、香辛料を使った料理に。キノコや土臭いような香りのワインには茸や根菜を使った料理に。
運ばれてきた料理を味わってから、こんな風に合わせて自分なりに納得できるマリアージュを見つけると満足度が高くなりますよ。
もちろんソムリエに直接聞くのも楽しい時間です。

山の幸の多いピエモンテ育ちのワインと海の幸と香辛料の多いヴェネト州育ちのワイン。
是非味わってみてくださいね!

郷土料理をベースに

突然の寒波で冬らしくなりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さてフィッシュボーンは1月からイタリアの州ごとの郷土料理をテーマに
メニューを開発していきます。

第一弾は冬らしく北イタリアのピエモンテ州とヴェネト州の郷土料理をテーマにします。
イタリアは、いくつもの侯国・国家に分かれて歴史・文化が発展してきましたので州ごとに深い個性・特徴があります。
今回のテーマの一つであるピエモンテ州は隣接するフランスの影響を強く受けています。
トリノオリンピックでご存知かもしれませんが
寒さの厳しい山岳地帯が多く、海がありません。
食材は肉・乳製品・チーズといった動物性脂肪の食文化が発展しています。

またオリーブや塩、魚がないため、
オリーブオイルや塩漬けで保存したツナやイワシ(アンチョビ)を輸入していました。
それで海がなくても、ツナのソースやバーニャカウダソースが有名です。
もう一つのテーマとなるヴェネト州は北イタリアの東側。水の都ヴェネチアが州都です。
アドリア海に面しておりギリシャ・アジア(トルコ)・インド方面との交易海運で発展しました。
今でも地方語であるヴェネト語を話すようです。
同じイタリアでも民族として違うのですね。
海の幸が豊かですし、東方との交易ゆえにハーブやスパイスをよく使うのが特徴です。

そしてどちらも素晴らしいワインの産地として有名です。
ピエモンテのバローロやバルバレスコ。
ヴェネトのソアヴェやヴァルポリチェッラ。
などは耳にしたことがあるはずです。

どちらも土地の性質を反映した素晴らしいワインを生み出します。
フィッシュボーンでは料理に合わせて、ワインもテーマ州のものをご用意していきます。

ランチの前菜の一品一品にもこうしたイタリア郷土料理のニュアンスを取り入れていますので是非スタッフにもお尋ねください。
なんとなく 「イタリアンぽく美味しい」 からさらに踏み込んで、
その料理を生み出した土地の歴史・気候・文化の奥行にも触れていただきたいと思います。

★☆年末年始スペシャルランチ☆★

 あっという間に今年も残りわずか・・・
クリスマスのにぎやかさが一息つけないまま、モアナコーストは来たるお正月の準備に大忙しですダッシュ!
毎年好評を頂いているお正月ランチ、今年もスペシャルなメニューでご用意致しておりますUP!

 Lunch Stagione ¥5000(税別)

前菜:徳島産 海の幸と冬野菜のインサラータ 柚子を散らして
鮑料理:天然鮑ときのこの香草パン粉焼き にんにくのクレマ
パスタ料理:鳴門産 渡り蟹とポルチーニ茸の自家製タリアテッレ
メイン料理:阿波牛のタリアータ 赤ワインのソース 鳴門金時の揚げニョッキを添えて 
デザート:自家製ドルチェミスト
鮑に渡り蟹、阿波牛と豪華な食材が一揃いしたお正月ならではのスペシャルなコースですらぶりぃ~♪
是非、一年のはじまりにお楽しみ下さいませキラーン
モアナコーストは年末年始無休ですらぶりぃ~♪
どうぞ、ご来店お待ちしております晴れ

★☆クリスマス期間のお知らせ☆★

  急に寒くなり、いつの間にか日があっという間に暮れるようになり、今年もあと半月・・・。
 モアナコーストにとっては、クリスマスからお正月にかけてのこれからが一年の中でもTOP3に入るにぎわいの時UP!
  
  今年は曜日の関係もあり、例年をはるかに超えたクリスマスディナーのご予約を頂戴しておりますキラーンキラーン期間中の12月22日~25日の4日間すべてがほぼ満席!!これからのスタンバイに気合いが入りますらぶりぃ~♪UP!
  ご予約頂いた皆様、美味しいディナーが待っておりますハートくれぐれも風邪などひかぬよう、万全の体調でお越し下さいませダッシュ!
 このクリスマス期間ですが、スタンバイの関係上ランチの営業時間を繰り上げさせていただきます。
 
 クローバー12月23日(祝)~25日(日) 14:00ラストオーダー/15:00クローズクローバー
 また、年末年始はランチの営業時間を延長致しますキラーン
 花12月28日(水)~1月3日(火) 15:00ラストオーダー/16:00クローズ花
  是非大切な方とお越しくださいませらぶりぃ~♪どうぞ宜しくお願い致しますいちご
     フィッシュボーン 最近サンジョベーゼがすき ソムリエール 芝野陽子ぶどう

ワインの楽しみ方 Part1

寒暖差の大きい初冬となりました。
いかがお過ごしでしょうか?
レストランで食事だからワインを頼みたい、
でもよく分からないな…と感じますよね。
マリアージュ(結婚)という言葉のように、
料理とワインの良い組み合わせは、お互いを引き立てて
単体では表現できない良さを引き出してくれます。

今日はワイン選びの知識をご紹介します。
まずは結婚相手となるワインの特徴を知っておきましょう。
ワインはブドウジュースに酵母を加えアルコールが造り出された飲み物です。
ぶどうの特徴である酸味・糖度(甘味)・タンニン(渋味)のバランスを整えてお店に届きます。
ブドウの品種・寒暖差・土質・陽当り・熟成に使ったタンクなどが、ワインの性格に大きく影響します。

一般に、寒い地方のブドウは酸が強くなり、暖かい地方では糖が多いので果実味を感じます。
ブドウの皮から出るタンニン(渋味)とアルコール度数が強いほど「重い」ワインと考えます。
メニューに産地・ブドウ品種・ボディの軽重・タンクの種類などが記載されるのは
こうした背景によってお客様に味わいを予想して楽しんでいただくためです。
例えば、12月9日おすすめのグラスワインの表記には
Le Busche レ・ブスケ(イタリア・マルケ州)
「シャープな果実味を持つヴェルベッキオと
トロピカルフルーツのまろやかさを持つシャルドネ
木樽本来のコクも加わり、
ボリュームがありながらエレガントな飲み心地」とあります。

産地は南北に長いイタリアの真ん中、アドリア海沿い。日当たりのよい畑育ち。
木樽で寝かせて甘い香りを出したシャルドネと
酸味とミネラル(硬質:塩味)が特徴のヴェルベッキオが使われています。
コクと酸味のバランスをとっていることがある程度想像できます。
得られた情報から、バターソースで仕上げた魚介に合うかな、
野菜の甘さを出したスープにも合うかも
などワインの結婚相手をあれこれ想像できます。

こんな知識だけでもワイン選びが楽しくなります。
次の一皿に合うワインは何かなど疑問に感じることをソムリエに聞くと
レストランでの時間が一層奥深く楽しんでいただけます。

次回は料理との合わせ方についてご紹介しますね。